【AI予想回顧】新潟2歳Sはセリフォス優勝で◎◯的中! キーンランドCの結果は?

ⒸSPAIA(撮影:三木俊幸)
最内から伸びたセリフォス
先週末の8月29日(日)に新潟競馬場で新潟2歳S(GⅢ・芝1600m)、札幌競馬場でキーンランドC(GⅢ・芝1200m)が行われた。AI予想エンジンKAIBAが予想した2レースの結果はどうだったのか振り返っていこう。
AIの本命はセリフォス。中内田充正厩舎はこのレース2戦2勝の好相性。その2勝と同じ、中京競馬場の新馬戦を勝利しての出走である点に着目。好データとセリフォス自身の能力の高さに期待した予想だった。
スタート後、あまりダッシュがつかなかったセリフォスだったが、すぐにインコースの中団6番手まで巻き返す。前半800mの通過は48.5というスローペースだったが、800〜1000mにかけてペースアップ。直線では最内を選択して残り150mで逃げるオタルエバーを一気に捉えるとそのまま押し切る強いレースだった。
エンジンの掛かりが遅く、ようやくゴール前で追い上げてきたアライバルが2着、新馬戦同様に逃げたオタルエバーが3着。◎◯で馬単1,410円が的中となったが、2番人気のオタルエバーに印を回さなかったことが少々悔やまれる結果に終わった。

ミッキーブリランテは伸びを欠き10着
サマースプリントシリーズの第5戦として行われたキーンランドCでAIが本命に推奨したのはミッキーブリランテ。過去10年で最多の4勝をあげていた「前走函館SS組」、5勝の「差し脚質」、7勝の「前走と同騎手」という3つのデータに該当している点に期待してのものだった。
好ダッシュを決めたのはレイハリアだったが、やはり掛かり気味にメイケイエールがハナへ。ミッキーブリランテは中団8番手からレースを進め、4角から和田竜二騎手の手が動き始め外へと進路を取る。しかし、前走のような切れる脚は使えず10着という結果だった。
勝利したのは3番手からロスなく立ち回った3歳牝馬、レイハリア。残り50mで早め先頭に立っていたカイザーメランジェを捉えたところで、大外からエイティーンガールの強襲にあったものの、そのまましぶとくアタマ差押し切り、葵Sに続く重賞制覇で4連勝となった。3着には8歳馬セイウンコウセイが入り、3連単は267,390円と荒れたレースとなった。
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