【AI予想回顧】クロノジェネシスが宝塚記念連覇!AIは上半期のGⅠを的中で締めくくれたのか?

SPAIA編集部

イメージ画像ⒸSPAIA(撮影:三木俊幸)

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ジリジリ伸びるも4着まで

6月27日(日)に阪神競馬場で行われた宝塚記念(GⅠ・芝2200m)。週中の段階では雨で道悪予報が出ていたが、当日は短時間降ったのみで良馬場でのレースとなった。AI予想エンジンKAIBAの予想は的中となったのだろうか。結果を振り返っていく。

本命はカレンブーケドール。過去10年では5歳牝馬、同じ騎手が継続騎乗している牝馬、前走55.5kg以上の斤量を背負っていた牝馬が好成績を残している点に期待しての抜擢だった。

レースはユニコーンライオンが主導権を握り、レイパパレが2番手という隊列で進み、前半1000mの通過が1:00.0のスローペース。カレンブーケドールは道中4、5番手を追走して4角では外を回って進出。上がり35.2でジリジリと伸びてはいるものの、上位3頭の末脚には及ばず4着という結果。予想的中とはならなかった。

圧巻のレース

勝利したのはレイパパレの直後、4番手を追走していたクロノジェネシス。直線では内ラチから3頭目に進路をとり、残り200m標識手前でルメール騎手の左ムチが入ると一気に加速。前で競っていたユニコーンライオンとレイパパレをあっさりと交わし去る圧巻のレースぶりだった。

これで昨年の宝塚記念と有馬記念に続いてグランプリレース3戦連続勝利。もう一度海外へ、そして日本馬の悲願である凱旋門賞制覇へ。そんな期待を抱かずにはいられない。

2着に入ったのは逃げたユニコーンライオン。勝ち馬には2.1/2馬身差つけられた完敗と言えるが、一旦は完全にレイパパレに交わされたところからもう一度巻き返した勝負根性は素晴らしかった。

そして3着レイパパレは連勝が6でストップ。初の2200mと56kgという斤量を背負った影響もあったのかもしれない。

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