【日本ダービー】過去10年で6勝のディープインパクト産駒 血統からの注目馬はヨーホーレイク、シャフリヤール

SPAIA編集部

2021年日本ダービー血統ⒸSPAIA

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最も力を出せる条件

ヨーホーレイクの血統表インフォグラフィックⒸSPAIA



競馬の祭典・第88回日本ダービーが、2021年5月30日に東京競馬場で行われる。ここ10年を振り返ると、6頭のダービー馬を輩出しているディープインパクト産駒が抜群の強さを誇っている。そのディープ産駒の走りをダービーで見られるのもあと数年だが、今年も多くの有力馬が出走。4年連続でディープ産駒がダービー馬となる確率は十分にある。

注目したいのはヨーホーレイク。母クロウキャニオンは仔出しがよく、これまで何頭もの産駒をGIに送り込んできた。そのほとんどがディープインパクトとの配合で、相性もいいのだろう。またディープ×フレンチデピュティの配合からは2016年のダービー馬マカヒキや、ジャパンカップを勝ったショウナンパンドラが出ており、府中2400mの大舞台で結果を出しているのは心強い。

もう1頭挙げるならシャフリヤール。母の父はスーパーダービー(米GⅡ)などを制したA.P.Indy系の種牡馬で、祖母の父は米国でもマイナー系統となってしまったHimyar系のGreat Above。ディープ産駒の母系に米血×米血と重ねる配合は昨年の三冠馬コントレイルと同じパターン。古馬になっての成長力はともかくとして、ディープ産駒の中では完成度が一枚上だ。

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