【ヴィクトリアマイル】ディープ産駒は母系のスピード重視で 血統からの注目はスマイルカナ

SPAIA編集部

2021年ヴィクトリアマイルの血統インフォグラフィックⒸSPAIA

ⒸSPAIA

快速馬が出る一族に注目

2021年5月16日に東京競馬場で行われる第16回ヴィクトリアマイル。決め手を生かせる東京のマイル戦ということもあり、ディープインパクト産駒の活躍が目立つレースとなっている。そのディープ産駒はここ10年で6頭(のべ7頭)が連対を果たしているが、そのうちの3頭は母の父、祖母の父にNorthern Dancer系とMr.Prospector系(もしくは逆)の血を持っていた。

2021年ヴィクトリアマイルに出走するスマイルカナの血統ⒸSPAIA



今回の出走馬でこのパターンに当てはまるのはスマイルカナとレッドベルディエスの2頭。両馬ともディープインパクトと相性抜群で知られるStorm Catの血を持っているので甲乙つけがたいが、ここでの注目はスマイルカナ。このレースはどちらかというとスピード重視の母系が活躍する傾向にあるだけに、近親に同じ芦毛の快速馬エイシンヒカリがいるのは心強い。

ディープインパクトの孫にあたるマルターズディオサも、母系がMr.Prospector系×Northern Dancer系。さらに底力をアップさせるBlushing Groomの血も持っており、これは2013、14年にこのレースを連覇したヴィルシーナの母系に似ている。


《関連記事》
【ヴィクトリアマイル】グランアレグリアに逆らう余地なし! ハイブリッド式消去法で残るのは最大7頭
【ヴィクトリアマイル】今年も「リピート・リベンジ馬」の好走はあるのか? 牝馬マイル決戦の注目ポイント
【ヴィクトリアマイル】両雄並び立たず! グランアレグリアとレシステンシア、評価すべきはどっちだ?

おすすめ記事