【ヴィクトリアマイル】中距離GⅠ出走歴を要チェック ローテーションに見られる特徴とは

SPAIA編集部

ヴィクトリアマイル過去10年の勝ち馬ローテーションⒸSPAIA

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ローテに見られる特徴は?

2021年5月16日に行われるヴィクトリアマイル。牡馬相手にマイルGⅠを奪取、今年は大阪杯4着から「持ち場」のマイルに戻ってきたグランアレグリアが1倍台の人気に推されそうだ。対して、それぞれの路線で実力を磨いた強力な牝馬たちがこれを迎え撃つ構図。ローテーションに見られる特徴を分析してみよう。

過去10年のヴィクトリアマイル勝ち馬ローテーションⒸSPAIA



15、16年と連覇したストレイトガールは牡馬混合・スプリント界からの参戦で異端といえる存在だが、それ以外はおおむね中距離・牝馬戦線を歩んできた馬が中心のレース。過去10年の優勝馬のうち、実に6頭が前年のエリザベス女王杯にも出走していた。

また、昨年のアーモンドアイは言わずもがな、17年アドマイヤリードは前年のオークスに出走していたため、ストレイトガール以外の8頭はいずれも直近1年で「2200m以上のGⅠ」を経験していたことになる。

今年、直近1年で2200m以上のGⅠに出走があったのは前年オークス組の4歳馬5頭。個人的に穴で面白そうだと思っているのがマルターズディオサ。久々の出走となるマイル戦は、極悪馬場だった桜花賞を除いて【3-2-0-0】と大得意の距離だ。


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