【AI予想回顧】ダービー卿CTは◎△で馬単的中 コントレイル敗れる波乱の大阪杯の予想結果は?

SPAIA編集部

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6連勝でGⅠ制覇

先週末は大阪杯(GⅠ・芝2000m)とダービー卿C T(GⅢ・芝1600m)の2つの重賞レースが行われた。AI予想エンジンKAIBAの予想は的中となったのか、レース結果とともに振り返っていく。

当初予定されていたよりも雨の降り出しは遅かったものの、強い雨が降り続いたことで重馬場でのレースとなった大阪杯。AIの本命は3強の一角、サリオスだった。

そのサリオスは好スタートを切り、3番手のインからレースを進めたが、3角では2番手に押し上げて直線へ。有力馬は皆外を回した中で最内をロスなく立ち回ったものの、5着だった。

勝利したのは5戦5勝と無敗で初のGⅠ挑戦となったレイパパレ。ゲートの出はあまり良くなかったものの、すぐに巻き返してハナを奪った。1000mの通過59.8秒は馬場を考えるとハイペースだったが、直線では馬場の良い外へと持ち出されると、後続に4馬身差をつけての完勝。無敗のGⅠ馬が誕生した。

2着には道悪得意のモズベッロ、1番人気のコントレイルが3着。そして初の2000m挑戦となった昨年の最優秀短距離馬グランアレグリアはしぶとく踏ん張っていたものの、最後の最後でコントレイルに交わされて4着に終わった。

馬の勢いとデータが噛み合った勝利

土曜日に中山競馬場で行われたハンデ重賞、ダービー卿CT。AIの本命は3連勝と勢いに乗って重賞に初挑戦したテルツェットだった。

マイスタイルが逃げて、800mの通過45.6秒という速いペースで流れ、隊列は縦長。テルツェットは中団馬群からやや離れて、後方5番手を追走する。3角を過ぎたあたりで馬群に追いつき、直線で大外に進路を取ると鋭い末脚で突き抜けて勝利。見事に4連勝で重賞初制覇を飾った。

2着は同じく道中後方追走のカテドラル、3着には好位から内をうまく捌いてきたボンセルヴィーソが入った。ボンセルヴィーソこそ無印評価だったものの、予想は◎△で馬単3,860円が的中。馬の勢いに加え、過去9年で3勝と好成績を残していた5枠を引いたというデータが上手く噛み合った結果と言えるだろう。

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