【マイルCS】ディープインパクト産駒の母父に注目 必要なスタミナを補完した血統の馬は?

SPAIA編集部

2020年マイルチャンピオンシップ血統ⒸSPAIA

ⒸSPAIA

ディープインパクト産駒の中でも…

11月22日(日)に行われる第37回マイルCS。今年は阪神競馬場で行われるということで、過去10年に同競馬場で行われた3歳以上のマイル重賞戦の成績を調べてみた。結果はやはりというか、ディープインパクト産駒が13勝(12頭)を挙げ、2位キングカメハメハ産駒に3倍以上の差をつけてトップ。マイルCSはここ10年で3頭の勝ち馬を出しているが、阪神に変わっても全く問題なしのようだ。

今回出走しているディープインパクト産駒のグランアレグリアとサウンドキアラは阪神マイルで重賞勝ちしているが、母の父はそれぞれBold Ruler系とMr.Prospector系。実は上記で書いた阪神マイル重賞を勝っているディープ産駒12頭のうち、9頭は母の父Northern Dancer系で、そのほとんどが欧州のスタミナ血脈を内包していた。

それが阪神マイルのベストパターンと考えると、今回それに該当するヴァンドギャルドとカツジが有力候補に浮上。特にヴァンドギャルドが魅力で、母の父、祖母の父ともに英ダービー馬。これが直線の坂を駆け上がるパワーの源になりそうだ。

マイルCS血統ⒸSPAIA


《関連記事》
【マイルCS】牝馬連対ゼロでグランアレグリアに暗雲 「牡馬」「前走4人気以内」等を全て満たす1頭は?
【マイルCS】グランアレグリアの取捨は枠次第 ハイブリッド式消去法でマイル王決定戦を占う
【マイルCS】牝馬連対ゼロでグランアレグリアに暗雲 「牡馬」「前走4人気以内」等を全て満たす1頭は?

おすすめ記事