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【天皇賞(秋)】今年は12頭立てでもレベルが高い?過去10年の勝ち馬のローテーション

2020/11/01 10:10
SPAIA編集部 喜畑恵太
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今年は全頭が近1年でGⅠに出走

11月1日に天皇賞(秋)が行われる。昨今GⅠや重賞が増える時代だが、1回目にこのレースが行われたのが1936年。伝統あるレースだけあって、過去10年の勝ち馬を見てもそうそうたる顔ぶれである。それだけに勝てば価値のあるレースということ。

過去10年の勝ち馬の近1年のローテーションを見ると、GⅠに出走していた馬が10頭中8頭もいる。残りの2頭はスピルバーグとジャスタウェイだが、この2頭も1年以内にGⅠ出走経験はないが、その前にはあった馬だった。今年は全頭がGⅠ出走経験馬であり、近1年でGⅠ出走がある馬たち。まさに頂上決戦といっていいレースである。勝ち目が薄い馬が出ずにフルゲートを割る意味も何となく分かる気がする。

今年注目はアーモンドアイがGⅠ8冠なるかだが、それと同じく天皇賞(秋)連覇という記録もかかっている。過去に連覇したのはシンボリクリスエスのみ。この馬は3、4歳での連覇ということもあり、最初の年は1年間で8走目、次の年では4走目での勝利とローテーションが全く違う。昨年のアーモンドアイは天皇賞(秋)を3走目で勝利した。今年はこのレースが4走目と昨年より1走多いのがどう出るか。結果を楽しみに待ちたい。


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