【秋華賞血統】全兄はポポカテペトル 秋になって血が騒ぐ!ミヤマザクラ覚醒の時来たる

SPAIA編集部

ミヤマザクラ血統

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実りの秋

2020年10月18日(日)に京都競馬場で行われる第25回秋華賞。注目は三冠のかかるデアリングタクトなのは間違いないところ。父エピファネイアは昨年の新種牡馬。活躍する産駒の傾向から芝の中距離向きがベストというのことがはっきりしてきた。

あと産駒を獲得賞金順(10月11日現在)に並べると、上位9頭は全てサンデーサイレンスのインブリードを持っていた。もちろん、獲得賞金1位のデアリングタクトもそれを内包。「サンデーの血が入っている種牡馬は繁殖牝馬を選ぶ」という言葉は過去のものらしい。

秋華賞は京都内回りの芝2000mで行われるが、この舞台で最も実績を残している種牡馬はディープインパクト。当レースでも最多の9頭の産駒が馬券に絡んでいる(サンデーサイレンス産駒は5頭)が、このうちの7頭が母の父Northern Dancer系で、残る2頭はMr.Prospector系だった。

今回出走するディープ産駒で、母の父Northern Dancer系に該当する馬はいないので、Mr.Prospector系が入る馬を候補になる。これに当てはまるのはサンクテュエール、ソフトフルート、ミヤマザクラ、リアアメリア。サンクテュエールやリアアメリアはワールドクラスの母系を持つ良血馬だが、今回取り上げたいのはミヤマザクラ。母は名馬クロフネの半妹。クロフネといえば、ダートで覚醒したのが3歳のこの時期だった。また、この馬の全兄は13番人気で菊花賞3着に入ったポポカテペトル。血が騒げば実りの秋となるかも。

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