【サウジアラビアRC】出世レースを制したステラヴェローチェ　今後の可能性は？

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ステラヴェローチェ今後の可能性は？

10月10日に東京で行われたサウジアラビアロイヤルカップは3番人気のステラヴェローチェが後方一気で勝利。2着にはインフィナイト、3着にはセイウンダイモスが入った。

このレースの過去3年の勝ち馬を見ると、2019年がサリオス、2018年がグランアレグリア、2017年がダノンプレミアムとGⅠでも勝ち負けしている馬の名が並ぶ。

今年は過去3年とは違い、極悪馬場で行われたため、勝ち時計が1:39.6と時計がかかった。過去3年は1分32秒～34秒フラットなのを考えるとかなり遅い決着で、いかに馬場コンディションが特殊だったか、想像に難くない。

勝ったステラヴェローチェはバゴ産駒。確かに、今回の馬場がぴったり合ったという見方もできるだろう。だが、初戦が幼さを見せての逃げ切り、今回が一転して後ろからの競馬で、あの末脚を使って突き抜けるのだから、力は相当ある。

母母オールザウェイベイビーの仔には朝日杯FSを勝ったゴスホークケンがいて、血統的にもまだまだ奥がありそうだ。同じバゴ産駒のクロノジェネシスのように、将来はGⅠでも勝ち負けする姿を期待したい。