【AI予想回顧】トロワゼトワルが京成杯AH連覇でサマーマイル王者に輝く! セントウルSはダノンスマッシュが快勝で重賞6勝目

SPAIA編集部

イメージ画像ⒸSPAIA(撮影:三木俊幸)

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トゥラヴェスーラはジリジリ伸びるも6着

先週末の9月12日(土)に中山競馬場で紫苑S(GⅢ・芝2000m)、13日(日)は阪神競馬場でセントウルS(GⅡ・芝1200m)、中山競馬場で京成杯AH(GⅢ・芝1600m)と3つの重賞レースが行われた。AI予想エンジンKAIBAの予想結果はどうだったのか、まずはサマースプリントシリーズの最終戦、セントウルSから振り返っていこう。

AIが本命に推奨したのはトゥラヴェスーラ。「前走馬体重460〜479kg」が連対率23.1%、単勝回収率198%と好調なデータにも当てはまっており、前走の北九州記念では0.5秒差と健闘した点を評価したようだ。

対抗以下はミスターメロディ、ビアンフェ、ラヴィングアンサー、シヴァージを推奨。そして開幕週の中京で16番枠とかなり不利な条件で、オッズ面での妙味もないということでダノンスマッシュは無印だった。

大外からラブカンプーが勢いよく飛び出したが、内からセイウンコウセイ、間を突いてビアンフェと3頭が並び、最終的にはセイウンコウセイが逃げる形となった。少し間が空いた4番手にダノンスマッシュ、その直後にミスターメロディ、トゥラヴェスーラは7番手、後方集団のインコースにラヴィングアンサー、シヴァージが最後方という隊列で前半600mを33.0で通過する。

直線に向いて手応え抜群、残り200mで先頭に立ったのはダノンスマッシュ。2着争いを尻目に、1:07.9というタイムでそのまま悠々と押し切って重賞6勝目を飾った。2着は今回が初の1200m戦だった12番人気のメイショウグロッケ、3着にはミスターメロディが入った。

本命のトゥラヴェスーラは直線でジリジリと伸びてはいたものの、瞬発力のある馬たちに差される形となり6着。常に善戦しているものの、重賞で戦うにはもう一段上のギアが必要なのかもしれない。

ゴール前は3頭による大接戦

トリッキーな中山1600mで行われたハンデ戦、京成杯AH。AIは重賞初挑戦となったエプソムCで4着、前走の関屋記念で3着と安定した成績を残しているアンドラステに注目した。ルメール騎手への乗り替わり、過去10年で4歳牝馬が【2-1-0-1】というデータに期待した。

対抗は前走のパラダイスS(リステッド)を勝利しているアルーシャ。3番手には中京記念2着のラセット、以下3歳馬のルフトシュトロームとスマイルカナまで押さえていた。

内からボンセルヴィーソが良いスタートを見せて、先頭に立とうかというところにジャンダルムも馬体を併せていく。しかし2コーナーで大外から一気にスマイルカナが交わしていき、単騎逃げの形となる。さらに向正面に入ったところで、トロワゼトワルも2番手まで上がり、ようやく隊列が落ち着く。

淡々と11秒台のラップが刻まれ、前半800mは46.7で通過。本命のアンドラステは中団やや後方の内目、その直後にルフトシュトロームが追走。後方2番手にアルーシャ、最高峰にラセットという展開でレースは勝負どころへと差しかかる。

前の隊列は変わらず、スマイルカナが粘る。そこへ馬体を併せていくトロワゼトワル、さらに外からボンセルヴィーソがジワジワと接近。前の争いはこの3頭に絞られ、そのまま並んでゴール。勝ちタイム1:33.9でハナ差の際どい争いを制したのは、トロワゼトワルだった。昨年に続き、横山典騎手とのコンビで見事に京成杯AH連覇達成となった。

2着は内で粘った3歳牝馬スマイルカナ、3着は13番人気のボンセルヴィーソとなり、3連単は85,830円という配当だった。

本命のアンドラステは10着。3コーナーあたりで位置どりを悪くして、4コーナー通過時は13番手まで後退。直線でもなかなか進路が見つからず、ブレーキをかける場面も見られた。残念な結果に終わったが、力負けではないので、この敗戦によって次走人気が下がるようなら、もう一度狙うべきだろう。

スカイグルーヴは持ち味を発揮できず9着

秋華賞トライアルの紫苑Sは、2016年に重賞に格上げされて以降はヴィブロス、ディアドラ、カレンブーケドールなど秋華賞本番でも好走馬を輩出している。注目の前哨戦をAIはどう評価したのだろうか。

本命はスカイグルーヴ。超良血馬というのに加え、同舞台の京成杯では牡馬相手に2着と好走しており、その適性を高く評価した。対抗は中フラワーC3着、ニュージーランドT2着と中山の重賞で好走実績のあるシーズンズギフト。重賞昇格後に3勝をあげている「キャリア4戦」というデータにも合致する。以下、マジックキャッスル、パラスアテナ、ウインマイティーまでに印を回していた。

午前中に雨が降った影響で馬場状態は稍重、時計もかかり気味の中でのレースとなった。好スタートを切ったのはマルターズディオサだったが、それを制して内からショウナンハレルヤがレースの主導権を握る。人気の一角シーズンズギフトは4番手、中団のインコースにマジックキャッスル、その外にパラスアテナ、本命のスカイグルーヴは後方5番手あたり、ウインマイティーは後方3番手という隊列でレースは進む。

スローペースで馬群が密集、6頭が横並びとなって直線に向き先頭に立ったのはマルターズディオサ。内ラチ沿いからシーズンズギフト、外からパラスアテナ、マジックキャッスル、ウインマイティーも差を詰めるが、そのまま押し切ったマルターズディオサが勝利。勝ちタイムは2:02.1、春のクラシックでは結果を残せなかったが、ラスト1冠が楽しみになるレースぶりだった。

2着はパラスアテナ、3着はシーズンズギフトという結果に終わり、この3頭が秋華賞への優先出走権を獲得した。

スカイグルーヴは9着。フローラSで減っていた馬体は+26kgと回復していたが、切れる脚があるタイプではないので、後方からのレースになってしまっては全く持ち味が発揮できずに終わった。

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