【AI予想回顧】豪華メンバーの安田記念はグランアレグリアが完勝!アーモンドアイのGⅠ8勝目は次走以降にお預け

SPAIA編集部

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AIの本命インディチャンプは3着

出走馬14頭中、GⅠ馬が10頭と超豪華メンバーで争われた安田記念(GⅠ・芝1600m)。アーモンドアイのGⅠ8勝目に期待がかかっていたが、AI予想エンジンKAIBAの本命は昨年の覇者インディチャンプだった。

少し伸び上がるスタートとなったインディチャンプは、いつものように好位からレースを進めることができずに中団のインコースを追走する形となる。1馬身前にはグランアレグリア、1馬身後ろにはアーモンドアイがおり、前半800mの通過タイムが45.7だったことを考えると悪くはない位置取りだったと言えるだろう。

直線に向くまでは最内をロスなく立ち回り、残り400m過ぎで外目に持ち出すというレースレースを見せたインディチャンプだったが、結果は3着。勝利したのは4歳牝馬グランアレグリア。前走の高松宮記念では2着だったが、重馬場で33.1という驚異的な上がりを使った末脚は今回も炸裂。残り300mで先頭に躍り出ると、アーモンドアイを全く寄せつけず2 1/2馬身差の完勝だった。

2着に敗れたアーモンドアイは、好スタートを切って先行したヴィクトリアマイルとは打って変わり、今年も安田記念ではスタートで後手を踏み、後方からのレースに。さらに残り400m過ぎまで前と外に馬がいて追い出しを待たされる展開も昨年と同じだった。前日夜に降った雨の影響で稍重だったことも影響したのかもしれないが、いつもの爆発力は見られなかった。

シンボリルドルフやディープインパクトなど、歴代の名馬を超えるGⅠ8勝目を挙げることは容易ではないと改めて感じさせる結果となった今年の安田記念。偉業達成は次走以降に持ち越しとなった。

馬連3,360円が的中

6月6日(土)に阪神競馬場で行われた鳴尾記念(GⅢ・芝2000m)。AIの本命は昨年のオークス馬でこのメンバーに入れば実績上位のラヴズオンリーユーだった。実は、前走の安田記念でも本命に推していたが、道中は終始窮屈なポジションでのレース運びとなったことやマイルという距離も忙しかっただけに、距離延長で54kgの今回はどのようなレースをするのかに注目が集まった。

まずまずのスタートを切り、前から5、6番手のポジションで1コーナーへと進んでいったラヴズオンリーユーだったが、馬群が密集する展開となり、今回も前後左右を囲まれる形でレースを進めることとなった。

前半1000mは1:00.0で通過。見た目よりもペースは流れていたが、3コーナー過ぎでデムーロ騎手の手が動き始め、4コーナーではムチが1発、2発と入る。直線に向いて外に持ち出されると、ジリジリと伸びを見せて「これは勝ったか」と思われた。しかし併せる形となったパフォーマプロミスも食い下がり、ゴール前は大接戦。写真判定の結果、わずかにハナが前に出ていたパフォーマプロミスの勝利、ラヴズオンリーユーは2着という結果に終わった。

パフォーマプロミスはこのレースが、昨年の天皇賞・春以来1年1か月ぶりの出走だった。道中はラヴズオンリーユーの内をロスなく追走。直線だけ外に持ち出すという福永騎手の好騎乗が光った。長期休養明けということで10番人気の低評価だったが、AIは重賞2勝しているという実績から3番手評価としており、馬連3,360円が的中した。

《KAIBAとは?》
独自に開発した競馬予想AIエンジンである。過去数十年分のレース結果、競走馬、騎手、調教師、コース情報やタイム、天気や馬場状態など、ありとあらゆるレースに関する膨大な情報をAIが自動で学習し、予想をする。 これらの予想を元に、回収率を重視した買い目、的中率を重視した買い目を推奨する。

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