【日本ダービー】サリオス逆転可能!中・長距離血統でもう一頭狙ってみたい馬とは?

SPAIA編集部

サリオスの血統表

ⒸSPAIA

血統的にイチ押しはサリオス

5月31日にいよいよ日本ダービーが行われる。血統的に注目はサリオス。

2000mのホープフルSではなく、マイルの朝日杯FSを選択して勝った馬。マイラーというイメージを抱いても不思議ないのだが、血統的には距離が延びてこそ。長距離砲のサンデー系種牡馬に、母がドイツ血脈を引くNijinsky系のGI馬というのは、東京の2400mで大活躍したブエナビスタを彷彿とさせるもの。そのブエナビスタも限定戦とはいえ、マイルのGIを3勝していた。

ハーツクライの代表産駒ワンアンドオンリー(日本ダービー)、スワーヴリチャード(ジャパンC)は母系にMr.Prospector系などスピード血脈を取り入れていたが、サリオスは欧州の中・長距離血脈で固めながらマイルGIを勝ったところに末恐ろしさを感じる。母系のほとんどが米血で構成されているコントレイルよりスタミナ、底力は上で、府中の2400mに変われば逆転は十分可能だ。

同産駒のワーケアは母系にNorthern Dancer系を3回重ねるという珍しいパターン。すでに結果を残しているが、この馬もどういった走りを見せてくれるか楽しみである。

2020年日本ダービーに出走するサリオスの五代血統表

おすすめ記事