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【青葉賞回顧】今年は本番でも通用する!オーソリティとヴァルコスがダービーでも好走しそうな理由とは?

2020/05/04 11:01
SPAIA編集部 喜畑恵太
2020年青葉賞位置取りインフォグラフィックⒸSPAIA

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ダービへの2枚の切符を手にしたのは?

5月3日に東京競馬場で行われたのはダービートライアルの青葉賞である。本番と同じ条件で行われるレースなだけに注目しておいて損はない。1番人気は共同通信杯3着馬フィリオアレグロ、2番人気は連勝馬フライライクバードだったが、結果はいかに?

レースはフィロロッソがハナへ。2番手のブルーミングスカイもサーストンカイドーも深追いはしなかった。それでもフィロロッソがある程度のペースで飛ばしたため前半1000mを60秒4で通過。

4コーナー手前からサーストンカイドーがつついて行き、一気にペースが上がり直線へ。

前2頭もある程度粘ってはいたが、残り300mでバテて、出番はその後ろに位置取った馬たちの叩き合いへ。

最内からフィリオアレグロが抜け出そうとするところに、外からオーソリティとヴァルコスが馬体を合わせて伸びてくる。3頭とも譲らないが、最後はクビ差でオーソリティが抜け出した。2着にはヴァルコス、3着にはフィリオアレグロが入った。

1着オーソリティ、2着ヴァルコスには東京優駿(日本ダービー)への優先出走権が与えられる。

オーソリティ、ヴァルコスのダービーでの可能性

この上位2頭はダービーでも通用するのか?過去10年で青葉賞組のダービー成績は【0.2.3.20】と勝てはしないが健闘はしている。今年の青葉賞の時計が2分23秒0。実はこれはダービーで馬券圏内に来た5頭の中では一番速い数字となる。過去10年の青葉賞を見てもここまで速い勝ち時計はない。

この2分23秒0だが、過去10年のダービーと照らし合わせても昨年に次ぐ時計となっている。 内容的に派手さはなかったが、時計的には十分足りる。本番では押さえておく必要がありそう。

2020年青葉賞位置取りインフォグラフィック