【天皇賞春】今年も勝ち馬は有馬記念出走馬から出る?優勝馬のローテーションから見えたものとは?
SPAIA編集部
ⒸSPAIA
有馬記念出走馬が5年で4勝
5月3日(日)に京都競馬場で行われるのは天皇賞春である。
今年は14頭が出走と頭数的には少し寂しいメンバーとなった。今回は過去10年の優勝馬の1年間のローテーションを見ていく。
昨年は今年も出走するフィエールマンが制した。1月以来のレースで天皇賞春の王者となったのだが、3、4月のレースを使わずに勝ったというのは過去10年では初めて。今年はそれよりもレース間隔が開く有馬記念以来のレースとなるが果たして。
ちなみにこれだけの間隔が開いて馬券圏内に来るとなると、1997年に2着に来たサクラローレル以来となる。今年の皐月賞ではぶっつけ本番の2頭が1、2着だっただけに、現代の外厩の仕上げる能力にかかれば何の心配もないか。
また、ここ5年のトレンドは、昨年の有馬記念に出走した馬が4勝していること。さらに前年の「宝塚記念+有馬記念」のドリームレース両方とも出走していた馬は3勝している。今年、昨年の有馬記念出走馬はエタリオウ、スティッフェリオ、キセキ、フィエールマンの4頭。この内、宝塚記念も出走していたのがエタリオウ、スティッフェリオ、キセキの3頭。これらの馬から優勝馬が誕生するのか?注目しておきたい。
おすすめ記事