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【アーリントンC】「逃げ馬の複勝率50%」「内枠不利」 当日までに覚えておきたいデータ

2020/04/12 19:00
SPAIA編集部
アーリントンCデータインフォグラフィックⒸSPAIA

ⒸSPAIA

逃げ馬に注意

4月18日(土)に阪神競馬場で行われるのはアーリントンカップである。元は2月下旬~3月頭に行われていたが、NHKマイルのステップレースにすべく、2018年からこの時期に行われることに。施行される条件は同じだが、1か月変わることは育ち盛りの3歳馬にとっては大きいし、NHKマイルへの優先出走権がもらえるなら、データも少しは変わるはず。

今回は傾向が変わりそうにない過去10年のアーリントンCのデータをピックアップしつつ、過去1年の阪神芝1600m(外)のデータを見ていく。

まずは「過去10年アーリントンCの枠順別成績」。

枠別成績ⒸSPAIA

なぜか内枠の成績が悪い。この時期に変わってからも2018年のパクスアメリカーナが2着に来ただけ。また、意外なことに8枠が3勝していること。内でもまれるより、外をのびのび走れる馬が有利ということか。

続いて「過去10年アーリントンCの脚質別成績」。

脚質別成績ⒸSPAIA

1着の数字はそう変わらないが、逃げ馬の複勝率は50%もある。昨年12番人気で勝ったイベリスが該当しているだけに、逃げ馬は押さえておいた方がよさそう。

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関東馬に注意

所属別成績ⒸSPAIA

ただし、新馬、未勝利からここに挑む馬の成績は勝率、連対率は0%で3着2回だけ。気になる該当馬がいれば押さえておく程度でよさそう。

前走クラス別成績ⒸSPAIA

「過去10年アーリントンCの東西別成績」を見ると、関東馬も頭数が少ない割に2勝を挙げている。複勝率は25.0%で関東馬が優勢。輸送があるからという理由だけで割り引くのはやめた方がよさそう。

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川田騎手の複勝率67.9%

ここからはアーリントンCが行われる阪神芝1600m(外)の過去1年の成績を見ていく。

種牡馬別成績は直線の長いコースということもありディープインパクト産駒の1着数は16と断トツ。

過去1年の阪神芝1600m種牡馬別成績ⒸSPAIA


2位以下に3倍近くの差をつけている。余談にはなるが、エピファネイア産駒の成績のよさに目につく。勝率33.3%もあり、複勝率は53.3%。今回使えなくても他のレースで見つけた時は相手に押さえておいて損はない。

最後に「騎手別成績」。

過去1年の阪神芝1600m騎手別成績ⒸSPAIA


こちらは騎手の実力通り順当。今年リーディングトップを走る川田騎手は普段から成績がいいが、この条件でも例に漏れず複勝率67.9%もある。相手にも買わないのはナンセンスということか。

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アーリントンCデータインフォグラフィックⒸSPAIA