【鳴尾記念】AIの本命はグランヴィノス 阪神芝1800mで光る“複勝率80%”データが追い風に

SPAIA編集部

2025年鳴尾記念 AI本命馬 グランヴィノス,ⒸSPAIA

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充実期迎えた超良血馬

6日に阪神競馬場で行われる鳴尾記念(GⅢ・芝1800m)。今年から施行時期と条件が変わり、12月の阪神外回りコースで実施される一戦となった。AI予想エンジンKAIBAは、どの馬を本命に推奨したのだろうか。

AI本命馬:グランヴィノス

●短評
栗東・友道康夫厩舎が管理するキタサンブラック産駒で、きょうだいにはヴィルシーナやヴィブロス、シュヴァルグランとGⅠ馬が並ぶ超良血馬だ。2、3歳時の世代重賞では壁にぶつかったものの、3歳秋以降は着実にキャリアを積み、初の古馬重賞となった前走・チャレンジCでは2着と力を示した。ここにきて充実期に入った印象を受ける。

阪神1800m外回りへの舞台替わりはカギだが、京都・阪神の外回り1800mでは【2-1-0-0】と好相性。実績ある得意舞台で、待望の重賞初制覇を狙う。

●データ
2015年以降の阪神芝1800m・古馬オープン以上を対象にした計15レースの成績を分析すると、「友道康夫厩舎」の管理馬が【2-1-2-4】複勝率55.6%と好相性。特に「前走5番人気以内」の場合は【2-1-1-1】勝率40.0%、複勝率80.0%と抜群の成績を残している。

さらに、同データでは「前走500kg以上」の大型馬が【7-3-6-45】勝率11.5%、複勝率26.2%と多数好走しており、回収率も単勝270%、複勝122%と妙味十分。本馬を含め、AIが印を打った5頭のうち4頭がこの条件に該当している点にも注目したい。

AI予想エンジンKAIBA
◎グランヴィノス
◯オールナット
▲ドゥラエレーデ
△センツブラッド
×デビットバローズ

《KAIBAとは?》
独自に開発した競馬予想AIエンジンである。過去数十年分のレース結果、競走馬、騎手、調教師、コース情報やタイム、天気や馬場状態など、ありとあらゆるレースに関する膨大な情報をAIが自動で学習し、予想を行う。これらの予想を元に、回収率を重視した買い目、的中率を重視した買い目を推奨する。

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