【中央競馬】福島競馬場、昨年同時期のレース傾向まとめ 

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昨年同時期の福島競馬場の傾向は?

今週末の中央競馬は福島・中京・函館での3場開催。ここでは昨年同時期の福島競馬場(第1、2週)の傾向を、枠順、位置取りなどの観点からまとめる。

昨年同時期の福島芝の傾向,ⒸSPAIA


【芝】
☆枠順
今年と同じくAコースで開催された2週で枠順別成績を見る。1枠【4-1-3-28】以外の内枠はそこまでよくない。特に2枠は【1-2-4-30】と勝率が2.7%と極端に低い。5枠【6-3-2-30】以降の外枠はどこでも複勝率20%オーバーで、どちらかというと外枠有利か。

☆位置取り
開幕直後で直線も短い為、前の脚質が有利。逃げ【7-6-5-11】連対率44.8%、複勝率62.1%、先行【15-15-7-55】連対率32.6%、複勝率40.2%とハイアベレージだ。4角位置なら5番手以内なら【25-22-16-84】連対率32.0%、複勝率42.9%に対し、同6番手以下は【2-5-11-177】連対率3.6%、複勝率9.2%と差は歴然。セオリー通り前にいける馬を狙おう。

☆その他
スクリーンヒーロー産駒が【3-2-0-3】と活躍。通算成績を見ても福島は【21-17-19-169】単回収率118%と全場でトップだ。人気馬、穴問わず好走傾向にあるが、極端な枠に入った時は要注目。1枠【6-2-2-13】、8枠【6-2-3-16】と勝ち馬の大半が最内か大外枠から出ている。また、7月は【11-7-8-60】連対率20.9%、複勝率30.2%でこの1か月は積極的に狙いたい。


昨年同時期の福島ダートの傾向,ⒸSPAIA


【ダート】
☆枠順
芝と同じくダートでも外が有利。5枠【5-4-1-26】連対率25.0%をはじめ、8枠【2-5-3-26】同19.4%など好走枠が並ぶ。一方2枠は【0-3-1-27】同9.7%と勝ち鞍がない。ただ、1枠は【3-0-2-19】同12.5%と悪くない。隊列の関係で2枠は挟まれやすく、それで位置を悪くしているのかもしれない。

☆位置取り
芝よりも前有利傾向が目立つ。先行【11-13-13-26】複勝率58.7%に対し、追込【0-0-0-73】と圧倒的に前がいい。4角位置だとよりわかりやすく、4角3番手以内【16-17-10-18】と連対馬のほとんどはここから。同4番手以下ですら【2-1-8-190】と成績はがた落ちだ。3~4角で勝負がつくと言ってよく、とにかく前に行ける馬を狙おう。

☆その他
昨年の同時期だと田辺裕信騎手が【5-1-2-1】とほとんど馬券に絡んでいる。過去5年の同騎手の成績を見ると、福島ダートでは【20-12-10-43】勝率23.5%、複勝率49.4%とダントツにいい。ちなみに芝でも全場でトップの勝率、複勝率を誇っており、芝ダート関わらずマークしておきたい。

【傾向まとめ】
・芝:外枠、前有利。「福島芝×スクリーンヒーロー産駒の1、8枠」は特注。
・ダート:外枠、前有利。福島の田辺騎手は買い。

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