【中央競馬】阪神競馬場、先週6月17,18日のレース傾向まとめ
SPAIA編集部
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先週の阪神競馬場の傾向は?
今週末の中央競馬は東京・阪神・函館での3場開催。ここでは先週の阪神競馬場の傾向を、枠順、位置取り、直線のトラックバイアスの観点からまとめる。
【芝】
☆馬番
馬番3~11番が【11-10-8-65】複勝率30.9%。少頭数のレースが多かったこともあり、サンプル数が少ないが、12番以降が【0-0-1-22】同4.3%。外すぎると好走率が低い。
☆脚質
先行【5-3-4-27】など、基本的には前が有利。ただ、追込も【2-3-5-32】と健闘していた。ただ、同じ後方勢でも差しは【1-1-2-37】と不調気味。前に行くか、いっそ極端に後ろから脚を溜める方が好走していた。
☆直線のトラックバイアス
内がよく伸びていた。中から外も届いてはいたが、まだまだ内が伸びる馬場だった。今週で開催最終週だが、極端に外は伸びないのではないだろうか。
☆その他
種牡馬成績でいうと、ディープインパクトとその後継種牡馬たちが【4-5-2-23】と活躍。やはり直線の長さの影響からか、内回り【2-2-0-15】より、外回り【2-3-2-8】の方が好走率が高い。阪神ではディープインパクト産駒がよく走ると言われているが、これからは後継種牡馬たちにも注目してみたい。
【ダート】
☆枠順
5枠【3-1-3-15】、7枠【2-3-1-16】など、6枠【0-2-0-20】を除く外枠が有利。内では、1枠【3-1-0-15】、うち2勝は逃げ切りによるものだった。2枠【0-1-1-17】、3枠【0-0-2-18】とそれぞれ0勝で、逃げない限り内枠は厳しかったようだ。
☆脚質
逃げ【4-1-0-6】単回収率801%と妙味があった。先行【4-4-6-23】を見ても前が有利の傾向だが、差し【2-6-2-53】と後方も2着までならきていた。ただし追込は【1-0-2-53】複勝率5.4%と振るわない。
☆直線のトラックバイアス
内よりは、中~外が伸びていた。差しがそれなりに健闘したのも馬場の影響が強かった印象を受ける。
☆その他
パイロ産駒が【2-1-1-1】複勝率80.0%をマーク。馬券に絡んだのは全て3歳馬だった。同産駒は仕上がりが早いのか、若い頃の方が成績がよく、ダートでは2歳【75-59-70-543】勝率10.0%、複勝率27.3%、3歳【150-152-157-1388】勝率8.1%、複勝率24.9%。4歳【65-68-60-564】勝率8.6%、複勝率25.5%まではいいが、5歳からガクッと勝ち鞍が減る。5歳以上は【35-41-58-610】勝率4.7%、複勝率18.0%で、若いうちに買うのがオススメだ。
【傾向まとめ】
・芝:極端な外は不利。前有利。ディープインパクト産駒だけでなく、その後継種牡馬にも注目。
・ダート:外枠、前有利。パイロ産駒が好成績。若ければ尚よい。
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