【ホープフルS】鉄板データの“東京1800m組”の2頭が中心に ローテーションに見られる特徴は

SPAIA編集部

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中心は前走東京芝1800m組

12月28日に中山競馬場でホープフルS(GⅠ・芝2000m)が開催される。先日の有馬記念で史上2頭目の3歳牝馬Vを成し遂げたレガレイラや、三冠馬のコントレイルなどを輩出した出世レースに、東スポ杯2歳S勝ち馬クロワデュノールをはじめとした大物候補たちが集結した。

来年のGⅠ戦線を見据えるうえでも重要な一戦だ。ここではローテーションに見られる特徴を探っていく。なお、データはGⅠに昇格した2017年以降のものを使用する。

ホープフルS、過去10年の優勝馬ローテーション,ⒸSPAIA


当レースで注目したいのは前走距離。直近6年はすべて芝1800m戦から臨戦した馬が勝利している。特に東京組は【4-1-2-13】で4勝。該当馬が不在だった2021年を除けば機会4回で連勝中だ。

その他では、京都、阪神組が1勝ずつだが今年は該当馬なし。上位人気が予想されるマジックサンズが該当する前走札幌2歳Sは【0-0-0-2】、同レース1、2着馬も9、10着に敗れておりデータからは厳しい。

前走東京芝1800m組に絞って考察を進めていく。中心となるのは出世レースと名高い東スポ杯2歳S組で、GⅢ時代も含めて成績は【3-0-1-10】。「上がり1位で勝利」かつ「前走4角5番手以内」なら2戦2勝だ。クロワデュノールはデータからも優勝候補といっていい。

同コースで行われる特別レースのアイビーSも【1-1-1-1】と好成績。前走3着以内なら【1-1-1-0】で着外がない。昨年はレガレイラがアイビーS3着から巻き返した。好走した3頭はいずれも上がり1位を記録しており、東スポ杯2歳S組とも共通する。上がり最速で勝ったマスカレードボールもデータ上は引けを取らない。

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